小イワシのかき揚げの献立

      2017/04/13

サクサク小イワシの簡単かき揚げ  



材料(2人分)
小イワシ     10尾(13センチくらい)
ジャガイモ    中1個
ショウガ     親指半分くらいの量
玉子       1個
小麦粉(薄力粉) 適量
水        適量
だしの素     適量
塩、コショウ   適量
揚げ油      フライパンに多めに
ごま油      少々(あれば)
料理酒      少々

作り方
⓵イワシの頭と内臓をとり、骨はそのままで、1センチごとにザックリと切る。切ったイワシは、水でよく洗う。洗った後は、水気をとり、塩と、コショウと料理酒をふり、5分くらいおく。
⓶ジャガイモを1センチ間隔の細切りにする。
⓷ショウガをせん切りにする。
⓸卵を割り入れ、薄力粉を混ぜ合わせ、もったりとしたとろみが出るまで(丁度良いとろみとは?)水を加える。
⓹「⓸」に「⓵」と「⓶」と「⓷」とを加える。ざっくり混ぜ合わせつつ、だしの素、塩コショウを適宜加える。
⓺170度に熱した揚げ油でカリッと揚げる。
⓻ポン酢に、お好みで、レモン少々、モミジおろし等を加える。これがタレ。*カレー粉や、塩、醤油をつけて食べても、美味しい。

コツ・ポイント
・揚げ油に少量のごま油を加えると風味が増します。
・かき揚げを揚げるときは、油に入れたあと、しばらく触らない。触らないことで、くずれを防止できます。
・ニンジン、キャベツ、シソのせん切りを添えるとおいしい。

ひとこと
食べるとき、イワシの骨はさほど気になりません。
魚と、かき揚げつながりで、書いておきますが、佐藤垢石『魔味洗心』に、三センチから六センチくらいのサケの子は、かき揚げにするとしてある。サケの子が手に入ったら、やってみると、よいかもしれない。おそらくは、かなり美味しいのではないかしら。


イワシが出てくる詩でよく知られるものとして、金子みすゞ「大漁」をあげることができるだろう。引用しておく。

大漁

朝焼け小焼だ、 大漁だ
大羽鰮(おおばいわし)の 大漁だ。

浜は祭りの ようだけど、

海のなかでは 何万の、
鰮(いわし)のとむらい するだろう。

この詩がかかれた大きなパネルのようなものが、JR下関駅にある。見るたびに思う。金子みすゞは、いたらんこといいである。少し前流行った言葉で言えば、 KYである。私は、こんな情景を想像してみた。

早朝、漁村は、わき返っている。久しく漁がなくて、死んだ魚の目をしていた漁師の顔は、晴れ晴れしている。ここに家庭をもつ漁師がいる。漁師は、意気揚々と敷居を跨ぐ。女房の顔からもいつもの縦じわは、消える。やっと、家賃が払える。米屋にも、払いができる。漁師は、女房に、嬉しがらせをいってみる。ほしい、肌着があったってねぇ。あら、いらないよ!笑顔で女房。家庭の楽しいひととき。
そのとき、娘が、暗い顔して、一言のたまう。
「海のなかでは 何万の、
鰮(いわし)のとむらい するだろう。」

気の短い人なら、どやしつけるかもしれない。私(筆者)も、いたらんこといいである。こんなこと、かかなくても、よいのに、ねぇ。ついでに、いたらんことを書いておく。
落語では、イワシが登場することが多い。例えば、「青菜」、「天災」、「猫久」。それに、…思い出したら、加筆します。




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