オキザリスの育て方

思わず、『可愛らしいわ~』と手を伸ばして触りたくなる花である。
薄い上品なピンク色で中心は鮮やかなグリーンのスジが入る。
6月にもなると、周りの花ばなは、初夏の太陽にも、真っ青な空にも負けないくらいのしっかりとした色鮮やかなものが多くなる。
この、オキザリスの花は、そんな中で、健気な雰囲気で咲いている。
可愛らしく上品な花だ。
オキザリス・トライアン・グラリスの花
葉は逆三角形。銅色。気温があれば、秋迄咲く。冬は葉が枯れて休眠する。
カタバミ科 カタバミ属
南アメリカ、南アフリカ原産。
カタバミの仲間で、800~850種類あり、全世界に広く分布している。形状は、様々である。
球根 多年草と一年草がある。
かってに分球し、よく育つので寄せ植えには向かない。単体で植える。
こちらは、真っ白な花が咲く。
上記のオキザリスとは、種類が違い、早春に花をつける。
土の表面を覆い尽くすほどに元気に育つ。夏になると、葉が黄色くなり枯れるが、多年草なので、水やりを忘れずに土の表面が乾いてから、たっぷりと与える。
乾燥に強いので、やり過ぎ、過湿に注意する。
オキザリス・カタバミの仲間は全体的に日光を好む。夏の直射日光は強すぎて弱る。
明るい半日陰に移動する。地植えの場合は午前中に日が当たり、午後の西日が当たらない、風通しの良い場所に植え付けると良い。
肥料 余り必要としない。生育期なは与えると花付きが良い。
病害虫 錆び病 アブラムシ ハダニ
耐寒性 品種によるが、やや弱い。霜にあてないようにする。関東以南では、戸外で越冬する。
かってに分球する。植えっぱなしでよく育つ。