アリッサム
2017/04/18

小さな花が寄り合って咲く様は、まるで、幼子たちが頬を寄せあって楽しく遊んでいるかのようだ。
キャッキャと笑い声が聴こえて来そう。
甘い芳香を放つ。アリッサムは、春の庭になくてはならないと言っても過言ではない。
最近は、花の色も豊富になり、庭のアクセントに必要不可欠な存在である。
春の庭には、それぞれの花が咲き誇り、よい香りを放つ。そのどれもが素晴らしく、いとおしく感じる。
その美しさを最大限に表現できるように、考え、手をかけることが、至福の時である。
アブラナ科 ニワナズナ属
別名 スイートアリッサム
地中海沿岸原産
花期 2月~6月
場所 外のひなた
日当たりを好む。日光が不足すると、株が 弱くなる。夏場は、風通しの良い半日陰が適している。
地植えでは、夏に木陰になるところで風通しが良いところであれば、夏越しの可能性は高い。
切り戻し 風通しを良くすることで、病害虫の予防になる。
病害虫 アブラムシ ヨトウムシ
耐寒性あり。寒風や霜にあたると枯れるともある。
高温多湿に弱い。
草丈は低い。横に広がって生育する。
甘い芳香を放つ。
植え付け 10月から霜がおりる前には済ませる。根を充分に張らせ寒さに耐えうることができるように。
剪定 梅雨前には枝をカットする。かぜ通しを良くすることと多湿防止になる。
はながら摘み こまめに取り除くことが、病害虫予防などになる。